今回お話しするのは
声を聞いたものに死をもたらすUMA
マンドラゴラ
です。
マンドラゴラとは?
マンドラゴラは伝説の植物であり、人の形をした根っこを持つ植物でもあります。
その歴史や神秘性から様々なファンタジー作品にも薬などの素材として取り上げられることもあります。
そんなマンドラゴラの特徴は以下の様になります。
- 根の形は人間にそっくり
- 容姿はゴブリンなどに似て醜い
- 根が白いのは男性
- 根が黒いのは女性
- 魔力を秘める根は万病に効く
- 強壮剤、媚薬などにも使われる?
- 食虫植物ではない
- 根っこに生えているので特別危害はない
などなどがあります。
ではその次にマンドラゴラの発見の歴史を見ていきましょう。
[スポンサーリンク]マンドラゴラの歴史
マンドラゴラが記載されているのは旧約聖書の頃からで、その時はラケルがヤコブという男性の子供を身ごもるために使用したと書いてあります。
その他ギリシャ神話でもキルケ―やアフロディアなどが媚薬として用いたと記載されていて、神話の時代からマンドラゴラの名前が出てきていることが分かります。
[スポンサーリンク]その根っこを掴んだものは死ぬ?どうやって触ればいいのか
そんなマンドラゴラの根っこ(人の部分)は万病に効く薬として大変重宝されていたとされ、人々から欲されていました。
ですが、そんなマンドラゴラを引っこ抜くためにその茎を握ると握った人は一瞬で死ぬという何とも恐ろしい特徴を持っています。
茎に強い毒性を持っていると言われているため,マンドラゴラの茎を触るには生贄が必要になります。
その為、奴隷や罪人に引っこ抜かせたり、犬にリードを付けて引っこ抜くといった方法があります。
後者の方が圧倒的に安全ですが、それでも引っこ抜くということ自体に危険が伴うということです。
ですが、引っこ抜いた後もかなり危険です。
[スポンサーリンク]根っこを引っこ抜くのは危険?
茎を奴隷なり犬なりなんなり使って引っこ抜いたはいいです。
引っこ抜いたマンドラゴラには毒が残っていないと言われているので安全安全・・・・・。
ではなく、引っこ抜いたらマンドラゴラは大きな悲鳴を発し、この悲鳴を聴いたものは死んでしまいます。
この声を聴くのは生贄だけではなく、その場に居合わせた人も巻き込まれるのでほしい人は悲鳴が聞こえない場所にいるか耳栓をするかのどっちかです。
抜くのも危険、抜いた後も危険な植物はおそらくマンドラゴラだけでしょう。
[スポンサーリンク]悲鳴を運よく聞かなくてもまた一苦労
茎を持って引っこ抜く、声を運よく聞かないという2つの課題をクリアできてもまだ安全ではありません。
この場合は安全ではなくちょっとした手間になります。
マンドラゴラは歩くことも可能であり、もし引っこ抜いた後にマンドラゴラを離すと走り回って逃げることがあります。
何としても捕まりたくないという強い意志を感じますが、この場合は女性の尿や経血をかければおとなしくなるそうです。
誰が考えたんですかね?
- 「逃げる!!」
- 「女性の尿や経血をかけよう」
- 「いいね!!」
とはならないでしょうが,色々試したんでしょう。
逃げられたらあれですが、運よく捕まえることが出来たら薬の素材がゲットできます。
これほどまでしないといけないマンドラゴラとは一体何なのか・・・・。
では次のページからマンドラゴラの正体などを解説していきます。