置いていかないでほしい幽霊達とある男性の恐怖体験談

アドルフ・ヒトラー-1-1 5chの恐怖体験

こんにちは^^タクヤンです。

今回のお話は

置いていかないでほしい

です。

信じるかどうかはあなた次第です。

 

 

恐怖体験談「置いていかないでほしい」

恐怖体験談「置いていかないでほしい」

友達(A)から聞いた話

Aは学生時代、友人Bと他県の教習所に通っていた。

(なぜ他県かというと、県内で免許を取ると学校にばれるから)

その教習所で地元の女の子2人組、C子、D子と仲良くなった。

教習所に通っている間、いつも4人で遊んで仲良くやっていたが、AとBには地元に付き合っている彼女がいた。

 

C子とD子とはその場限りの遊びのつもりだったので、免許が取れた後はすっかり会わなくなった。

何度か電話がかかってきたが、居留守を使ったりして話す事すら無かった。

それから暫くしてAの夢の中にC子が出てきた。

C子はうつむいて

 

 

「もっと沢山遊びたかったのにねー・・・せっかく仲良くなれたのにねー・・・」

と呟きながら消えていった。

 

AはC子になにかあったのかなと思いC子に電話してみたが繋がりらない。

D子にも電話しましたがこっちも繋がらない。

連絡が取れないならしかたないと、あまり気に留めていなかった。

それかまた暫くしてD子から電話がかかってきた。

 

D子は沈んだ声で言った

 

「C子死んじゃった・・・」

 

なんでも2人で歩道を歩いていたら、そこに居眠り運転のドラックが突っ込んできてC子は即死、D子も意識不明の重態に。

幸いD子は順調に回復し退院となったが、退院してすぐC子が亡くなった事を聞かされなぜ自分だけが助かってしまったのかと、半ばノイローゼ気味になっていた。

 

Aはこの事をBにも話さなきゃなーと思っていた矢先、別の友人からBがバイクで事故ったと聞かされた。

前の車を追いこそーと反対車線に出たところ対向車と正面衝突。

Aは急いで病院に行ったが、Bは意識不明のまま1週間後に亡くなった。

AはBが死んだ事をD子に話すべきか迷ったが、4人のうち2人が死んでしまい、少し心細かったせいもありD子に電話してみた。

 

しかしまたしてもD子の電話が繋がらなかった。

不安になったAはD子の実家に電話をかけたところ、D子は行方不明となっていた。

ちょうどC子の事で電話をかけてきたすぐ後から。

この時からAは少しおかしくなってしまった。

なぜ自分だけが今生きているのだろう。皆に申し訳無い。

 

そんな思いに毎日押しつぶされそうになっていた。
その後、何日間かの記憶はもうろうとしてはっきりと思い出せなかった。
その何日間かの出来事を母親が教えてくれた。

 

~母親から聞いた話~

 

Aはすっかり生気をなくし、食事もろくに取らず部屋の篭りっきりだった。

ある日Aが部屋から出てきて、

「かーちゃん、友達が来てるからお菓子持ってきてよ」と言いながら、ジュースとグラスを4つ持って部屋に戻っていった。

 

母親は「いつの間に来たんだろう」と思いながらも、お菓子を持ってAの部屋に。

部屋のドアを開けると、誰もいないテーブルにジュースの入ったグラスが4つ。

窓の方に目をやると、Aが窓から身を乗り出し今にも飛び降りそうになっていた。

 

Aの住んでいるマンションは8階、落ちたら即死である。

母親は慌ててAをつかみ部屋に戻そうとした。

Aは「みんな待ってくれ!俺を置いて行かないでくれ!」

と叫びながら宙に手を伸ばしていた。

 

なんとか部屋に引き戻したものの、同じ事が何日も続いた。

さすがの母親もこれにはまいり、人づてで結構有名な霊能師を紹介してもらいお払いをする事になった。

 

霊能師によると、

 

「成仏しきれない霊にもう少しであの世に連れて行かれるところだった」と。

それからAは正気を取り戻し現在に至るのだか、この話の最後にAは言った。

「D子は未だに行方不明だけど、もう死んでるよ。

 

だって時々3人で来るから・・・

 

 

このお話は読んでいると悲しい話ですが、だんだんと友人たちが消えていき最終的には友人たちに置いていかないでほしいから自分も自殺を図ろうとしたんでしょうかね・・・。

ちなみにAさんは今も生きているんでしょうか?

 

 

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