今回お話しするのは
綿のようなUMA
ケサラン・パサラン
です。
ケサラン・パサランとは?
姫路市立動物園で展示されている「ケサラン・パサラン」
”ケサラン・パサラン”は江戸時代以降の民間伝承上の謎のUMA。
特徴は以下のようになる。
- タンポポの綿毛やウサギの尻尾のようなフワフワした白い毛玉のような物体
- 空をフワフワ飛んでいる
- 一つ一つが妖力を持った妖怪
日本に存在するのに日本語ではなく、外国語のような名前みたいなのは気にしてはいけない。
[スポンサーリンク]不思議な生命体
そしてこのケサラン・パサランは実のところUMA(未確認生物)なのかUMP(未確認植物)なのかは全くの不明。
現在では3種類のケサラン・パサランが確認されていて以下の3種類が存在するそうです。
- 動物性
- 植物性
- 鉱物性
正直最後は意味が分からない。
とはいえ、複数の形でケサラン・パサランが存在するのは事実です。
[スポンサーリンク]実は飼育可能なケサラン・パサラン
しかもこのケサラン・パサランはなんと飼育することができるとのこと。
穴の開いた祠の箱の中でおしろいを与えることで飼育が可能で、増殖したり持ち主に幸せを運んでくれたりします。
ただし飼育の際の注意点は
- 箱には必ず穴がないと窒息死する
- おしろいは香料や着色料のないのが望ましい
- 1年に2回以上みると効果が消える
そしてケサラン・パサランを所持していることなどを他人には知らせない方が良いので代々密かに飼育している家もあるそうです。
[スポンサーリンク]ケサラン・パサランの正体とは?
ではそんなケサラン・パサランの正体とは何なのか?
先ほど挙げた説と
- 動物性
- 植物性
- 鉱物性
などをそれぞれ解説していきます。
正体の説1: 動物性
動物性の説としてはワシなどの猛禽類がウサギなどの小動物を食べ、排泄される毛玉(ペリット)なのでは?という。
もしくは寒冷地域などで、小動物が捕食されたときに残された毛を外側にして丸まったものという説があります。
ふわふわした動物のような動きをするので動物性のUMAという説が出てきたわけです。
正体の説2: 植物性
アザミやオキナグサ、ブタナなどといった植物の花の冠毛が寄り集まって固まったものであるのでは?という説。
もしくは綿状のカビなのでは?という説もあるのだが、その理由としては白粉を与えると増えるといわれているからです。
また、ビワの木でよく目撃されるので「ビワの木の精」とも呼ばれています。
説3: 鉱物性
鉱物性としての説としては、いくつか存在しますが、
- オーケン石
- 雪虫
- アオバハゴロモの幼虫
などです。
オーケン石
・・・オケナイトという鉱石。フワフワとした外見を持っているのが特徴的。
そして、もう一つが
雪虫
・・・アブラムシの仲間で体長5㎜ほどで綿で全身包まれた見た目。
そして最後に
アオバハゴロモの幼虫
アオバハゴロモ – Wikipedia
・・・カメムシの仲間で薄緑色の美しい昆虫で、これらがケサラン・パサランの正体などではと言われています。
[スポンサーリンク]複数の作品に出てくるケサラン・パサラン
「 ケサラン・パサラン」は今回調べてみて初めて判明しましたが色々な作品にでていました。
- ぬ~べ~
- ベルセブブ嬢のお気に召すまま
- 東方茨歌仙
さすがに漫画「ベルセブブ嬢のお気に召すまま」みたいに可愛らしいフワフワした生命体ではなかったので残念でした。
しかし飼育が可能なUMAというのはなかなか珍しいのではないでしょうか?
[スポンサーリンク]まとめ
調べてみるとケサラン・パサランは不思議なUMAということが改めて分かります。
飼育できるのに未確認生命体というのはどういうことなのか・・・・。
それだけ秘密裏にされているということなのでしょう。
という訳で今回のまとめ
- ケサラン・パサランは江戸時代以降の民間伝承上のUMA
- 飼育することが出来るUMA
- 動物性・植物性・鉱物性の3種類が存在
- 複数のメディアにおいて出現する
という訳で今回はここまでです。