こんにちは^^タクヤンです。
今回は
不吉の象徴
ブラック・ドッグ
というUMAについてです。
”ブラック・ドッグ”とは?
”ブラック・ドッグ”はイギリスに出没した黒い犬、もしくは黒犬獣とも呼ばれるUMAの1種です。
といってもただ黒い犬だからではなく、いくつかの話があるからこうなっていて他にもヨーロッパでは黒い犬は「死をしらせる」という逸話があります。
おそらくこのUMAもそこから来ているのかもしれません。
そしてその特徴は以下のようになります。
- 体長は1m~1.5m
- 赤い目
- 鋭い牙
- すさまじい爆音と硫黄臭共に消える
次はこのUMAの発見の歴史をしていきましょう。
[スポンサーリンク]ブラッグ・ドッグ発見の歴史
”ブラック・ドッグ”が最初に発見されたのは14世紀末といわれています。
最初に発見されたのはデボン州南部のダートムーアで人を殺害しております。
その後は、16世紀にはサフォーク集のブライスバーグ教会に現れて2人を殺害。
その同年に牧場の牧場主が道を歩いている時に突如現れ、その牧場主は犬ににらまれ体の自由が利かなくなり意識を失ったそうです。
20世紀後半に牧場で現れる
そこから約400年近く経った1972年、イギリスの牧場を経営しているモーガン氏の元に現れます。
彼は夜中廊下から不審な物音がしたので火掻き棒を取り出して廊下に出たところ、このブラック・ドッグがいたという事です。
追い出そうとした棒を投げつけたところ黒犬は突如光を発し爆発し、硫黄臭を残して消えたそうです。
車を運転していた男性の元に現れる
さらに同年、ある男性が車を運転してる時に大きな黒犬が立っていたそうです。
クラクションを鳴らしても退かなかったので、車を降りて追い払おうとしても駄目でした。
普通の犬とは違う雰囲気に怖くなって石を投げつけたところ、突如光を発しながら爆発し、硫黄臭とともに消えてしまった。
[スポンサーリンク]ブラックドッグは危険なのか?
ブラック・ドッグはかなり危険なUMAです。
初めて見つかった14世紀と16世紀では計3人?が殺害されており、本当であれば危険性が高いです。
とはいえ、それからは特に殺害しているような記載はありません。
ですが、現れると硫黄を起こしたりするので迷惑なUMAではあります。
しかし、その2件の例が偶々襲われなかっただけなので本来は次々と人々を襲っていくUMAなのかもしれません。
しかも1.5mのかなりの大型犬ですからね。
普通の犬であっても見るだけでも迫力があり、噛まれたり爪で襲われるとか怖すぎです。
[スポンサーリンク]ブラックドッグの正体は?
そんな”ブラック・ドッグ”の正体は何なのか?
それぞれ見ていきましょう。
- 死神の使い説(災いの前触れ)
- 大型犬の見間違い
- 自然現象
それぞれ見ていきましょう。
死神の使い説
イギリスでは黒犬は災いの前触れともいわれていますし、もしかしたら死神の使いなのではという説です。
正直ファンタジーの域に入り過ぎていますが14世紀16世紀なんてその程度信じられて当たり前の時代です。
昔ならあり得たんでしょう。
大型犬の見間違い説
この説も十分に高いありえます。
ヨーロッパでも大型犬や狼などによる被害は多かったです。
その為イギリスでも野良の大型犬による被害,遺体を食べるなども珍しくはありません。
そういった犬たちを「ブラック・ドッグ」として見間違えてもあり得る話ではあります。
自然現象説
ほかの一説では「爆音と硫黄臭とともに消える」という事から「雷雨時に起こる球電体の発光」などともいわれています。
管理人的にはどちらかというとこの説が強いと思いますね。
先ほどのすべての目撃例で雨が降っていたのならまだしも降っていたという記載はないです。
ヨーロッパでの黒い犬などの扱いを見る限りではこの説の方が有力だと思っています。
(思っているだけですけど・・・・・)
[スポンサーリンク]「黒」という色のイメージ
日本でも黒い猫が目の前を横切ると不幸なことが起きるともいわれていますが、当然海外でも同じことが起きるという事ですね。
特に”ブラック・ドッグ”においては殺害例もあるので、ただの「死を伝える犬」という枠だけではすませることが出来ないのかもしれません。
そしてやはり色というのも重要ですね。
黒色は好きですけど、やはりいいイメージはなくて暗いイメージの方が強いという事ですね。
だからこそ、黒い色をした生物はかつては悪いイメージだったのかもしれませんね。
ブラック・ドッグが登場する名画「ジン横丁」
また、ブラック・ドックは有名な絵画「ジン横丁」にも出ています。
これは「ジン」という「格安のお酒を飲み続けたとある街の成れの果て」を描いた作品です。
その中のとある男性に「死を伝えに来た犬」としてブラック・ドッグが現れており、意味が分かると怖い部分です。
[スポンサーリンク]まとめ: ブラック・ドッグはこんなUMA
犬は時として恐ろしいです。
というわけで今回のまとめ
- ブラック・ドッグはイギリスにおけるUMA
- 14世紀から20世紀にかけて目撃例あり
- 人を襲った殺害例がある
- 大型犬説、死神の使い説、自然災害説
- 絵画「ジン横丁」にもはっきりと表れている